METEORA

メキシコのド田舎へぼっち赴任する日本人の覚書

メキシコ就労ビザ取得までの戦い(やっと終了)

色んなサイトでは大使館でのビザ取得のための面接日まで

電話予約から半月〜1ヶ月かかった、とあったが、なぜか

あっさり翌日の予約を取れたので、早速大使館行ってきた。

とにかくもう出発までの時間が無い。

 

大使館(正しくは領事部)は、赤坂見附駅10番or11番出口の

プルデンシャルタワー前の坂の途中にありんこ。

 

入り口正面のピンク色の扉の奥がビザの受付で、到着すると

パスポートやNUT番号が記載された書類、3×4cmの証明写真等

必要なものを提出。

ここまで問題なし。

受付前の椅子に座って一息つく。

 

しかししばらくすると受付に呼び出される。

 

「書類が1枚足りませんが」

 

ファッ?!

「なんの書類ですか?!」

「メキシコからのNUT番号が記載された書類です」

「え、NUT番号が記載されたメールの文面はプリントアウトして

 提出してありますよね?」

「メールではなく、Permiso de trabajo と呼ばれる

 INM(メキシコ入管)のスタンプのある正式書類です。

 メールに添付されていませんでしたか?」

 

されていませんでした!!

 

とにかくこれが無いとビザ発給できない(当然)との事で、

慌てて現地担当にWhat'sAppで連絡を取る。

 

「Permiso de Trabajoって書類、受け取ってないんだけど!

 添付してくれた?!」

「OK、チェックしてみるよ」

 

そして速攻What'sAppに添付される書類。

「こっちじゃなくて領事部に送ってー!」

「OK、今送った。他に必要な書類あったら言って」

 

他に必要な書類があったらこっちが聞きたいわ!!

 

一応こうして書類は領事部のご厚意で受理され、15分ほど

待っているとまた呼ばれる。

 

「今度は何が…」

「いえ、あちらでのお仕事の内容を伺いたいのですが」

 

そのまま受付窓口で仕事内容、勤務場所、給与等を聞かれる。

「面接」と言うのはこれだったらしい。

なんか別室に呼び出されて、ご挨拶して、と言うのを想像してたが

それほど堅苦しいものではないっぽい。

 

「ところで」

「はい」

「勤務先の記載がこちらに登録されている名称と違うのですが」

 

うぉおい!

 

これな!心配だから事前に確認したよな!

企業が作った財団側に派遣されるけど、財団の名前書いていいの?って!

いいっつったよな?!

もーーーー!

 

ついでに業務内容も微妙に違ってたっぽい。

ちょっと特殊な形態での就労って事でなんとか受理されてホント良かった…。

 

で、そこからまたしばらく待っていると、写真を撮るとのことで

受付の端っこの壁際に立たされる。

カメラは受付カウンターのガラス窓の向こうにあって、そのまま撮影。

 

ちなみに大使館HPには、撮影に際してデコに前髪1本でもかかったら

アウト的な文言が書いてあったので、用心して髪の毛オールバックにして

訪問したけど、同じくビザ取得で来てたちょっと癖毛っぽい若い女性は

肩までのワンレングスの髪の毛を特に結く事もなく、前髪を耳に

かけただけで撮影してました。

問題あるようなら使う為か、カメラ前のカウンターにはヘアピン

とかも置いてあったから、そんなに神経質になることもなかったっぽい。

 

で、撮影が済んだら両手人差し指の指紋を取って、ビザが添付された

パスポートを受け取って申請終了。

 

書類のトラブルはあったけど、1時間半ぐらいでビザ取得できた。

 

そう、ビザ取得できたんだ!

やたー!

これでもうホントにビザが間に合うのかヒヤヒヤしつつ、夜中に

メキシコと連絡取って寝不足になることもないんだ!

いえーぃ!

 

で、スキップして家に帰って、荷造り作業でまた悩むんだな。